旅する天然石とマクラメアクセサリーのお店 Macrame Jewelry MANO blog

― 宮古島暮らし 海と子どもとマクラメと ―

5月のお庭

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先日梅雨入りし
晴天が続くあまのじゃくな宮古島。

ガーデニング ウッドデッキ アラマンダ

最近はよく主人と二人で庭仕事をする。
(と言っても私は指示ばっかり 笑)

この季節はお庭が最高に気持ちいい。
友人から貰った苗たちを植えたり
木の植え替え、種蒔き、剪定、草むしり。
今日もそんな幸せな1日。

ガーデニング

7月で四年目を迎える我が家のお庭。
此処は元々キビ畑だった。

ガーデニング

四年前のなーんにもない更地時代。
家を建てるより先に私たちは木を植え始めたんだった。

ガーデニング 扇芭蕉

一番初めに植えたのは今や大木となったオオギバショウ。
別名「旅人の木」
旅人から始まった私たちの暮らしにふさわしいね。

ガーデニング

懐かしい小さなワト君。。。
ハイビスカスもまだ苗だったね。


お庭づくりをはじめ
草むしりする時
当初すごく罪悪感があった。
お庭に育って欲しい木や花は大切にして
雑草と呼ばれる子たちを抜いてしまうエゴっぷり、
どうも自分自身が腑に落ちなくて。

そんな中
草を抜く時、すごく気持ちいい事に気付く。
根っこからするっと抜けたり
土と綱引きする様な感覚だったり
いつもは秘められた根が露わになった瞬間も
私は気持ちいい。
それは一つの癒しだった。
育てたい植物たちがその葉や花を繁らせ魅せてくれる癒し、お野菜が食卓に並び栄養として私たちに与えてくれるエネルギーと同じで
雑草たちはその土との戯れ、抜くという行為の中に癒しをくれてるなぁと。
だからありがとうの気持ちで抜ける様になり、めでたく解決 笑

腑に落ちない事をするのってストレス。
だから答え探しちゃうのが私の癖。

ガーデニング モリンガ

一昨年の台風で倒れたモリンガも復活して空に大きく手を伸ばす。
あの時も泣いたなぁ。

ガーデニング DIY

ガーデニングと並行してDIYも常に進行中。
ちょっと前に完成した自転車置き場。

ガーデニング アデカヤシ

去年友人宅から貰ったアデカヤシも
ご近所さんから分けてもらったネギも元気いっぱい。
土が合わなくて弱っちゃったパイナップルたちは全部鉢植えに変えたとこ。

ガーデニング スパイラルガーデン

そのパイナップル畑だったところに
適当だけどスパイラルガーデンも作ってみた。
トップには友人から譲り受けたレッドジンジャーを。
これからトゥルシーも植えたいな。

ガーデニング ピタンガ

ピタンガの新芽が可愛い。

ガーデニング ローゼル

毎年植えてるローゼル。
今年は発芽率が低くてちょっと心配。

ガーデニング ガーベラ

玄関脇には壁と似たピンク色のガーベラ。

昨日は先日のブログを読んだお客様がガタにお花を持ってきてくれた!
嬉しいな。

ガーデニング

小さながじゅまるがガタのかわりに大きくなっていくのを見つめていくよ。
家族4人いつも一緒だよ~の気持ちを込めて植えた4本のテッポウユリ。
お別れした季節に咲く花。
台風にやられませんように!

ガーデニング ハイビスカス

今日は庭中の色とりどりのハイビスカスを。

ガタの死を通して
みんなの優しさに触れて
我が家は幸せに暮らしています。
みんなありがとう。


白靴下に燕尾服のあいつ

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未だ
ちょっと油断すると涙が出てしまう。
だけどなにか
出力しないと進めない感じがして
泣きながらでも書こうと思った。
あれから何かが私の中で止まったまんま。

gata 猫

環人くんの入学のお祝いの翌々日。
その日は夕方
みんな出かけていて、家にいたのは
キッチンに立って
夕飯の支度をしていた私だけだった。

小学生の男の子が3人、喋る声がする。
窓から見える。
ひとりだけは私もお友達で
後は知らない子。

寝てるの?
でも目が開いてるよ。
死んでる。

聞こえた会話。
下らない。
間に受けなかった。
ただ
甘えん坊のガタが小学生の声に
反応しないで寝てるって変だなって思った。
よっぽど苦手なタイプなのかな?
人見知りしない子なのに。
そう、気になった。

気軽に死ぬっていう言葉を使う小学生がやだなって思って会いたくなくて
3人が去ってから直ぐに外に出た。

ガタって呼んだら
いつだって彼はかけてくるし
お返事もする。

だけどそこに居るはずのガタの
動かないカラダに
ハエが飛んでいた。
ガタのカラダだけ其処に在って
ガタが居ない。

ほんの40分程前まで一緒に居たのに
意味がわからなかった。

震える手で主人に電話するのは難しくて
時間がかかった。
滅多な事では怒らない主人が
落ち着け!って電話越しに怒鳴った。

待つ時間は長かった。
しゃがみ込む私を見て
近所のおばちゃんが
具合が悪いのか?って心配して来てくれた。

gata 猫

赤ちゃんの頃から滅多に泣かない
コニの大きな泣き声が
車の中から
エンジンの音をかき消してた。
家族が集まり
小さな体を囲んだ。

本当に生き返らないの!?
ってコニが言った。
私もそう思った。
魔法とか何で使えないんだろう。
何で生き返らせ方知らないんだろう。
ガリガリで迷い込んできた仔猫は
こんなに大きく育ったのに
数十分見ない間に命を失くした彼に
命を取り返してあげられないのが
不思議にも思えた。

gata 猫

ガタはまだあったかくて
柔らかくて
さっきまでここにいたんだった。
でも一体
何処にいっちゃったんだろう。
あの可愛い声とか
動きとか、甘えん坊の彼の中身は
何処にいっちゃったんだろう。
カラダを置いてどっかにいっちゃった。

gata 猫

ガタはウチの末っ子で甘えん坊。
ウッドデッキで洗濯物を干していると必ず
私の足を枕にして甘えてくる。
健二さんが庭で木工する時は
うるさいはずなのに
すぐ近くの小さなガジュマルの木陰でお昼寝するんだった。
子どもたちにいくら抱かれても
キョトンとして身を委ね
いつまでも抱っこされていた。

gata 猫

私たちはいっぱい彼を撫でて
そしてあのガジュマルの下に穴を掘った。
庭中の花を摘んで優しくガタを包んだ。
そしていっぱいありがとうを言って
みんなで手で土を優しくかけた。
中身を失くしたガタももう見えない。
メキシコのコパールのお香を
線香代わりに一本ずつさした。
中南米の教会の匂いがした。

gata 猫

夜遅くなってから
健二さんが「最後のガタ飯あげよう」って言った。
私がキッチンで作ってたガタのご飯が
行き場を失ってまだお鍋の中にいた。
私がまた激しく泣いてしまって
コニも起きて
3人で最後のガタ飯をあげた。

今考えると私たちはガタのご飯を
エサと呼んだことがなかった。
私たちの毎日ガタ飯を作る習慣は
毎晩お線香をあげに行くことに変わった。

gata 猫

末っ子を失った環人は
前より甘えん坊になってしまった。
本当に大切な存在を失った経験を初めてした來虹はその小さいハートで沢山の新しい想いを抱いたと思う。

 gata 猫

私は猫アレルギーだから
彼を胸で抱きしめて顔埋めたり
すりすりしたりぎゅーってしたり
一度も出来なかった。
熱が出ても蕁麻疹が出ても寝込んでも
一度くらい思いっきり抱きしめたらよかった。

gata 猫

ガタの死を以って
私たちはいろんなことを学んでいる最中だ。
愛おしいヤツらにその愛おしさを
惜しみなく表現しようと思う。

生前のガタを可愛がってくれた皆さま
ありがとうございました。
ガタは一年も生きることが出来なかった。
でもその短い生涯で私たち家族に与えてくれた事はとても多かった。

gata 猫

燕尾服に白靴下。
愛する末っ子ガタ、ありがとう。

唄う島々

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ずっと見たかった映画があった。
「カンタ ティモール」日本語にすると、歌えティモール。
友人が上映会を開いてくれて念願叶い、見ることが出来た。

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それは凄まじい戦いを生き抜いてきた今を生きる人たちのドキュメンタリー映画。
21世紀最初の独立国となった東ティモール。
その道のりはとっても険しいものだった。
国民の3人に一人が命を奪われて勝ち取った独立。
昔話じゃない、今生きている若者達が子供の頃の話。

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家族の誰か、友人を失いながら生き残った人々の語る言葉は意外なものだった。
ツチ族・フツ族の内紛を描いた「ホテル・ルワンダ」や
エルサルバドルの子ども達も銃を持たされた内戦を描いた「イノセント・ヴォイス」や
アフガニスタンの状況を切り取った「アフガン零年」などの
戦争を題材としたいくつかの映画を見たそれとは全く違った印象だった。
インタビュー形式のドキュメンタリーということもあるけれどそれだけじゃない。
今まで私が持っていた戦争と向き合う捉え方が変わった。
戦争だけじゃない。困難と向き合う人の心。
そこにあったのは想像していた絶望とは全く違った愛と光。

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タイトル通り、映画には歌が溢れていた。
大人も、子どもも、歌って踊る。
悲しみや苦しみさえも歌にのせて。

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何かに似てる、と思った。
私が恋した国、キューバだ。
今も尚、社会主義を貫くキューバ。青い海と空に抱かれて陽気に歌い踊る島。
音に誘われてその中に一歩足を踏み入れると
彼らがただ楽しくて歌っているわけじゃないのが解ってしまう。
チェ・ゲバラ率いる革命で勝ち取ったはずの自由はまだ配給されないまま。

新城海岸

そして、沖縄。
歌が溢れ、にぎやかに踊るこの島もまた同じ何かを抱えている。

今日は慰霊の日。沖縄県の祝日。
69年前、沖縄にとっての終戦日となった、その日。

先日、図書館へ行くと慰霊の日にちなんで戦争を題材にした本がずらりと並んでいた。
沖縄戦。太平洋戦争における国内最大の地上戦。
それぞれの本は、色んな角度からその戦いを表現していた。

沖縄において、その戦いの敵は本当にアメリカ軍だったのだろうか。
明治時代に琉球王国から沖縄になったばかりのその美しい島々を捨て駒にした日本。
当時、ウチナーグチ(沖縄の方言)も禁止されていたことを私は知らなかった。
ウチナーたちは日本軍に不当にスパイ扱いされ、処刑された。
軍の命令による集団自決も沢山あった。

昭和20年6月23日の未明、
沖縄防衛第三十二軍司令官牛島満中将と同参謀長の長勇中将が糸満の摩文仁で自決。
そして沖縄はアメリカに占領される形で戦いを終えた。
でも結局その戦いは形を変えながら今でも続いている。
争うべき敵は本当にアメリカなのか。。。それとも。。。

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私の暮らす、この宮古島では上陸作戦は行われなかった。
アメリカ軍の基地もない。
沖縄本島に比べると戦争の爪痕を残すシンボルは少なく、平和的に見える。
でも今日本が向かっている方向は平和なんだろうか。
この小さな宮古島へも、自衛隊の増員が囁かれている。

幼い頃、日本は戦争をしない国と習って心底安心したのを憶えている。
でも日本は、戦争をしないといっただけで「平和を望む国」ではなかった。
東ティモールを弾圧し、虐殺を重ねるインドネシア軍に大金を支援していたのはこの戦争のない日本。
何のために?石油のために。。。さらなるお金のために。。。
その映画を見るまで私は知らなかった事実だ。
こういうことが他にも沢山あるのかもしれない。
沖縄の平和に対しても、同じことが言える。

子どもたちに「日本は平和な国だよ!安心して!」と言えたらいいのに。

コニと戦争が起きないように、平和のために私たちはどうしようか?と話し合った。
「ハッピーが大事だよ!」と言ってくれた。
沢山笑って、優しい心でキラキラ光って戦おうとする人たちを照らしてあげようね。
慰霊の日、また来年も今度はワトも一緒に平和について話そうね。

それからしばらくしてコニがふと「プリキュアは戦争じゃないよね!?」と聞いてきた。。。
うーん。考えると意外と難しい質問かもー。。。

「カンタ!ティモール」いい映画です。是非見てみて下さいな☆

祝一周年!

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先月、主人の整体院けんけん堂が無事一周年を迎えましたー!!
皆様に支えられて、感謝感謝でございます。
すっかり我が家の生活に馴染んでいるため「え?まだ一年だっけ?」って気もしますが。

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OPEN前の冬に植えた芝生もすっかり根付いていい感じ。
庭にはいつも何かしら花が咲いています。
真っ赤なハイビスカス、ピンクの花キリン黄色いアラマンダ。
最近はパッションフルーツの花、時計草も。しかし実らないんだなぁ。。。
去年の今頃、結婚記念日に購入したノボタンって花ももうすぐ咲きます。
紫色でとっても可愛いの。楽しみー☆

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室内では、一周年記念にお客様からいただいたランが。
ありがたい。
宮古島は蘭が有名なんです。

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こちらが施術室。
主人らしく、無駄なモノはなにもないシンプルな空間。
大きな窓から庭のお花たちが見えるので癒されながら過ごせます。
壁も床も天井も全部主人が直したんだっけねぇ。

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こちらが待合室になります。
って言っても完全予約制なので待ち時間ないけど。。。
ご夫婦やカップルなどの場合、お一人様ずつの施術となりますのでこちらでお待ちいただきます。
漫画や本もありますよー。

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おとうさんおめでとう。これからもがんばってね。と言いたいみたいです。

うまれる、しぬ

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家族で見に行きました。映画、「うまれる」

生まれる

コニとお産を体験してからというもの「お産」が気になってしょうがない。
主人は興味ないって言ったけど一緒に見たいとお願いして。
映画の趣味、とことん合わないんだよね。でも付き合ってくれたー。ありがとう!

宮古島での上映にあたってポスターには
「赤ちゃんの泣き声はBGM。子連れOK」てなことが書いてあったので
スクリーンで見る映画なんて久しぶり!!!と張り切って行きました。
が。
インタビュー形式のストーリー展開にコニが集中して見るはずもなく。。。
主人と並んで見たかったのにコニ追っかけたりで落ち着いて見れず!
だったけど、色んなことを感じる映画でした。

過度の感情移入は帰ってこれなくなるおそれがある為、考えず感じるよう心がけ。
昔はそうやってどっぷりはまるのがスキだったけどなんせ生活に支障をきたすからね。
今はそういう遊び方は古い本棚にしまっておくのさ。
落ち着いたらまた、引っ張り出してくるかもしれないけどね。。。
最後にそんな風にどっぷりだったのは妊娠中に読んだ三島由紀夫だったわ。
なんでまた妊娠中に読んじゃったかなぁ。。。

で、考えずに感じながら見た久しぶりの映画。
笑ったり泣けたりした。
色んな夫婦がいて、それぞれの役割があって、生きかたがあった。
じっくり見つめると、人って素敵だなーと思った。
生まれてきたんだもんね。
この会場で一緒に見ているひとりひとりにもドラマがあって、
この映画を見てそれぞれがいろんなことを感じているんだって思った。
ただみんなの共通点は生まれてきたこと。

コニ生まれたて

コニはどんな理由で私たちを選んできてくれたんだろう。
私は何でお父さんとお母さんのところへ来たんだろう。
忘れちゃったなぁ。ずっと、探してるけど。

映画の中で、お産のシーンがあった。
初産のお母さんはとっても苦しそうでここばかりは感情移入せずにはいられず
危うく、まだお腹にいない赤ちゃんを産んでしまいそうだった。
以前も書いたけど私たちのお産はとても楽しくて、痛いとか苦しいイメージと違った。
こんなに苦しんでいる妊婦さんを見ると正直ちょっと怖くなった。
旦那さんにいじけたりワガママ言ったりする彼女を見てあったかくなった。
困りながらも必死で力になろうとする旦那さんがかわいくて、いい夫婦だなと思った。

コニの足

生まれるってテーマでやっぱり、死も切り離せない存在感があった。
死ぬかもしれない不安と生きることや
死と向かい合って受け入れて生きること。
また、こどもを生まないという人生。
ここが一番難しくて、向き合いたくなくて、目をそらしたい。
何でなんだろう。
はっきり解らないけど死と関わりたくなかった。小さい頃から。


関わりたくなかったのに
生まれるという映画を見た翌日、しばらく会っていなかった友人の死を知った。
コニがお腹にきたのを一番初めに報告した夫婦共通の友人。
コニが生まれる年への年越しにボリビアで手打ちうどんを作ってくれた友人。
嘘みたい。

うまれることと死ぬことと結局どっちも出口でも入り口でもあるのに。
なにとお別れなんだろう。
肉体だけじゃないと思う。

うまれることと死ぬことと、目をそらさずに受け入れていかなくちゃいけないな。
彼は死んでもなお色々と私たち夫婦に教えてくれるんだろうな。
ありがとう。またあう日まで。

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