旅する天然石とマクラメアクセサリーのお店 Macrame Jewelry MANO blog

Macrame Jewelry MANO ~宮古島暮らし 海と子どもとマクラメ編みと~

Fri. 00:58:33 -Revisando

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10年前のわたし、20年後の自分 

昨日は生理で眠くって真昼間から布団を敷いてゴロリ。
仲良し姉弟が楽しく遊ぶ声を半分閉めたふすま越しにぼんやり聞きながらウトウト。

宮古島 前浜ビーチ

10年前のわたしには絶対に出来ない贅沢な時間。
身体が疲れたから横になる、眠いから寝る。
身体の声に素直になる、私はいつの間にかそういう生き方を選んだ。

あの頃、熱が出ていても、生理痛がきつくても24歳の私は渋谷のオフィスでPCと向き合ってた。
しかめっ面で、お腹痛いアピールをモニターに向けながら。
冷房ギンギンで、真夏もフリースのブランケットと長袖のカーディガンは必需品。
グラフィックデザインを学んだ大学のクラスの中で一体何人がその憧れの職業に就けたんだろう。
わたしはその一人だった。
なんて幸運な女。
幸運な女は、14時間労働、毎日終電で帰宅。
家に着くのは二時近かった。

宮古島 前浜ビーチ

そんな幸運な女の幸運は早めに帰れた土曜日の夕暮れ時にやってくる。
朝の通勤は各駅停車で爆睡、帰りの終電は小説を読んで現実逃避、音楽で耳を塞ぐのが日課だった。
でもその小説を必ず閉じるタイミングがある。
登戸駅の近く、多摩川に架かる橋の上。
ビルや家ばかり立ち並ぶ景色がパッとひらけるその瞬間を私は毎日見逃さなかった。
線路を走る電車の振動が鉄橋の上のそれに変って、その日も私は本を閉じた。
窓の外に目をやるとそこにあったのはいつもの夜景ではなく
私の人生からいつの間にか消えていた時間。
オレンジ色の美しい世界が河に輝きを落として広がっていた。

宮古島 伊良部島 渡口の浜 ビーチ

仕事、辞めよう。
どんなにお金を積まれても(残業代なんてないし給料安かったけど)
この時間を仕事に捧げるわけにはいかない。

そして私は次の春、仕事を辞め、夏、メキシコへ旅立った。
三ヶ月を予定したその旅が2年8ヵ月に及ぶことも、命を抱きしめて帰国することも知らなかった。

あの日登戸で夕焼けに会えなかったらこうして生理の日にごろりと休むことも出来なかったかもね。

つづく。



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